NIPTを認定・登録施設で受けることの大切さ | 新型出生前診断(NIPT)のGeneTech株式会社

GeneTechコラム

NIPTを認定・登録施設で受けることの大切さ

認定施設でNIPT を受けることの大切さは何でしょうか?


◆認定・登録施設でNIPTを行う背景

日本産科婦人科学会では、NIPT(新型出生前診断)を受検する上で起こりうる問題点を示しています。

母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査に関する指針

 

そのため、十分な遺伝カウンセリングを実施することができると認定・登録された施設でのみ、臨床研究としてNIPTは実施されています。

 

平成30年7月時点で、臨床研究として認定・登録された全国92施設においてNIPTが実施されています。

 

 

◆NIPTを受検する妊婦さんの現状

最近はこれらの学会の声明を無視し、認定・登録施設ではないにも関わらずNIPTを実施している施設がいくつか存在しています。

インターネットでこれらの施設の広告を見て受検する妊婦さんもいらっしゃるため、NIPTコンソーシアムでは共同声明を発表しました。

母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査

 

認定・登録施設には遺伝専門職である臨床遺伝専門医認定遺伝カウンセラーがいます。

遺伝カウンセリングを通して妊婦さんとパートナーの方の思いを聞き、遺伝学的情報の提供を行い、お二人が自律的に受検の選択ができるよう、サポートを行っています。

認定・登録施設以外では遺伝専門職が必ずいるわけではないため、遺伝カウンセリングなしで検査を受けることもあります。

 

そのような中、「陽性」と判定された場合、妊婦さんとパートナーの方は、一体誰に相談して今後のことを考えればよいのでしょうか?

 

日本産科婦人科学会では、妊婦さんとパートナーの方が、安心してNIPTを受けるために、検査の際に適切な遺伝カウンセリングを受けておく必要があるとのお知らせも発表しています。

母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査(NIPT)」を受けることを考えておられる妊婦さんへ

 


 

妊婦さんとパートナーの方にとっては、

遺伝カウンセリングの整った環境のもとでNIPTの受検を決定いただくことが重要といえます。

 

GeneTech NIPTを取り扱う、認定・登録施設は、こちらにて確認いただけます。

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