GeneTechコラム

羊水検査における留意点とは?

羊水検査における留意点についてご説明いたします。


留意点① 流産の可能性について

羊水検査では、羊水採取のため子宮に針を刺すことにより、羊膜(※)にわずかな穴が開きます。

この穴から羊水が漏れ出した場合、感染症や早産が引き起こされる可能性があります。

その他にも、羊膜に針を刺した刺激で子宮が収縮することにより、早産や流産の可能性が上昇するといわれています。

羊水検査による流産の可能性は、およそ1/300(0.3%)といわれています。

なお、流産の原因は様々であり、一概に羊水検査後の流産が全て羊水検査による、とは言い切れません。

※羊膜:お腹の中の赤ちゃんを覆っている膜で、膜の中は羊水で満たされています

 

羊水検査は、超音波ガイドのもと、赤ちゃんの様子を観察しながら行われます。

稀ではありますが、検査中に赤ちゃんが動き、羊水中に穿刺した針に触れ、赤ちゃんの体を傷つけてしまうことがあります。

 

 

◆留意点② 母体合併症の可能性について

流産以外にも、下図に示す母体合併症の可能性が知られています。

 


羊水検査の受検を考える際には、上記の留意点があることを正しく理解する必要があります。

そのうえで、妊婦さんとパートナーが検査を受けるかどうかを考えていただくことが大切です。

また、妊娠週数によっては、まず流産や母体合併症などのリスクがない非確定的検査を受け、検査結果に応じて羊水検査(確定的検査)を実施するという選択肢もあります。

検査を受けるかどうか、受けるならどの検査にするかを含め、ご家族で十分にご相談することをお勧めします。